ストレス社会に起こる「うつ病」を完治する方法>本当の始まりはここから…

■職場復帰

うつ病から職場復帰を考える時に気をつけて欲しいこと
職場の人と接するための、心の準備ができていることです。
うつ病の時は、人と接する機会も減っていますし、
多くは、うつ病を理解してくれている人達の中で
過ごしていることでしょう。

しかし、復職するとなるとそうはいきません
職場に対して様々な思いが湧いてきます。
うつ病で休職した職場には、迷惑をかけて
申し訳ないという気持ちがあることでしょう。
ただでさえ多忙な職場にいて、
自分が突然休職することになった場合などは、
特にそうだと思います。
また、新しい部署に変わる場合でも同じですが、
温かく迎えてくれる人や、好奇の目で見る人。
腫れものに触るように接する人もいるかもしれません。
残念ながら、全ての人がうつ病を
理解してくれている訳ではないんです。
様々な対応が考えられる中で、
それを受け流すだけのエネルギーが必要です。
それは仕事をこなすこと以外に、
余分に必要なエネルギーです。

うつ病の家族は、話しかけられることもなく、
遠くから興味深い目で見られることもあります。
無理もないことですが、元の部署の人に
そっけなく扱われることもあると思います。
また正反対に、とても温かく迎えてくれた職場もあります。
万が一、辛い対応を受けた時に受け流せるだけの
心の準備はできていますか？
ここを乗り越えることが、本当の始まりです。